日本人て本当に「優等生」気質の人が多いですね
教育環境のせいもあるんでしょう
かつての軍人教育の名残りもあるのか
聞き分けがよくて、会社なんかに対してでも忠誠心が普通にあるし
ケナゲというか・・・私にはナイーブ(naive)という感じがする
*余談ですが「naive」って日本人がイメージする”ナイーブ”とは違うので注意です
日本だと「繊細な」という程度で悪い印象はないけど
もしあなたが英語でnaiveだと言われたら・・・ちょっと馬鹿にされてるかも
少なくともそう言われて「Thank you」なんて返さない方がいいでしょう
私は「お人よし」くらいの意味で捉えている単語です
話は戻り、
私自身は別に不真面目ではないけれど
自分がそんな「優等生」でいるのは疲れるし
それに単純に優等生ばかりだと正直面白くないな~と思う
もっとみんな楽(easy)になりませんかね
なんて常々思っている
高田純次がもっといっぱいいてもいいのに
そういうところ、外国のほうがいいな~と思うところ
そんな「優等生」がいっぱいの日本は
素晴らしい国ではあります
そう、「サムライ精神」を持つ理性的な国民
無駄に感情的な人は少なくて安全
生活するのにも相当便利な国
今現在の私は
住むなら日本が一番
いろいろ腹立つこととかあるけど、
不満なことなんてどこに住んでてもあるでしょうし
ただ、この「優等生」「サムライ精神」が裏目に出て
英語が喋れない人、多いのではないでしょうか
■脱・サムライ精神!
日本語(国語)って私たち子供のころから、
「読み書き」に注力された教育を受けている
実際ひらがな・カタカナ・漢字があって
漢字なんて無数と思われるほどたくさんあるから
若いうちから「詰め込み」しておかないと
大人になってから苦労する
年取れば記憶力も衰える一方だからね~
*私はこの点においては「詰め込み教育」に賛成
日本語の読み書きができる人は
尊敬の対象ですよ
漢字知ってる、文章が上手いとか
それに日本語が母国語の私たちには
「へんな日本語」に対して”異様なまでに”違和感をおぼえてしまうというところ
ありませんか?
方言とはまた違うんですよね
不思議と方言は意味が分からなくても
日本語としての違和感はない
そう、どちらかというと「流暢」ではない日本語に対して、
異様なまでの違和感をおぼえてしまう
リズム、抑揚が日本語的でないととなると、
リスニング・スピーキングのセンスも重要になる
そのせいもあってか英語や多言語にも
同じように「ちゃんとした」言語を習得したいと考える人が多い
その「ちゃんとした」の中に含まれるのが
「正しい発音」と「流暢な(自然な)話し方」なのでしょう
「ちゃんとした」英語じゃないと通じない、馬鹿にされる、恥ずかしいなど、
そんな思い込みをしてしまっている
別にそんなことないのに
裏を返せばそう考える人って
”ちゃんとしていない”発話者に対して
そんな風に思って見ているってことですかね
気の毒なほど、生真面目・完璧主義
職人じゃないんだから~もう
まさに「サムライ」の国の民です
粗相をしたらHARAKIRIなのか?と言いたくなる 苦笑
言葉なんて伝わればいいんだから
その”真剣”おさめてくれ~
以前働いていた英語学校の日本人講師が
日本人がいまだに英語がしゃべれないのは
「サムライ精神」のせいだと言っていました
まさに!
それで論文書いたらしいですw
■自分が思うほど相手は気にしていない
今ではアジア諸国の人であっても英語を話す人が増えている
インド人はもとより、
中国人や韓国人、タイ人、フィリピン人等々
彼らの母国語のアクセント交じりでも
気にせず英語で会話している
話し手はそんなことは気にしていない
シンガポールの「シングリッシュ」も有名ですよね
聞き取る方はそれこそ慣れは必要だけれども
慣れは時間の問題
それでいいし、人間は何でも慣れていく
そんなもんです
そもそも間違うのが恥ずかしいと思っているあなた、
すごく失礼な言い方しますけど、
あなたの失敗なんて誰も気にしてません!
一瞬気になることがあってもその時だけです
というか気にし合っているのは日本人同士の間だけじゃないかな
私の経験から言えば、
もしどこか間違っててもそれを修正してくれることないですよ
もし直してほしければ、
相手にそうお願いしておかないと会話はシレっと進んでいく・・・
だったらそんなの気にする時間がもったいないし
あなたの失敗はあなただけで処理すればいい
次に活かしましょう
Try & Errorでさっさと前進です
より重要なのは会話の繰り返して
いっぱい話す訓練をすることです
とにかく下手でもなんでも
発音が”独特”でも
声を発しなければ会話にはならないし
伝わりません!
宝くじも買わないと当たりません!?(使い方違う??)
他国の人とコミュニケーション取るなら
図々しいくらいがちょうどいい
外国人と接するとそう感じるのは私だけではないはず
日本人は少なくとも簡単な単語は中学生時代に学んでいるんだから
会話なんてその語彙力だけでできます
だって同等レベルの語彙力の子供が会話しているんだから
文法も「S+V+C」か「S+V+O」でとりあえずOKです
V(動詞)は現在形と進行形(動名詞:ing)だけで
言いたいことは通じます
問題ありません
もう堂々と、
日本人も遠慮なく声を出して英語を発しましょうよ
何も知らない子供のつもりで(実際レベルは子供並み)
どんどん言葉を発しましょう
分からないことがあったら、
その分からないことを英語で伝えて教えてもらうのです
子供って質問しますよね
そこから会話が始まる
■気楽でいいじゃない
そして語彙が増えて高校生・大学生レベルまでいった場合は
それを活かして何かをするもよし、
語彙力はさほど伸びなくても
話すことへの抵抗感はなくなるでしょうから
英語コンプレックスからは解放されます
外国人を”スター”か何かのような目で見る日本人も減るでしょう
相手もフツーの人たちだと思うようになります
とにかく本当に「サムライ」の精神を持つなら、
まずは自分に自信をもって
堂々としていないとね
”なんちゃってサムライ”をやめれたら、
英語というツール(武器)は手に入ります
手にしたらこっちのものです
それがいつになるかはあなた次第ですが
まあ最初はとりあえず気楽に、
Take it easy!
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