【初心者におすすめ】英会話学習法 ②歌マネで耳と口を鍛える

英会話

英会話初心者のあなた!
意を決して習い始めたはいいものの、
続けられるか何となく不安じゃないですか?
中には過去に一度や二度挫折している人もいるはず

あるいはとりあえず続けてはいるけど
イマイチ成果を感じられない人もいるのでは?

そんなあなたに足りないのは「遊び心」かもしれません

ここでは自身の経験をもとに
学習方法のアイデアを提案します
全く初心者の方や伸び悩んでいる方、
あるいは「楽しくないな~」なんて感じている方がいれば
ぜひこの “馬鹿げた” とも思われる方法を試してみてください

■使うのは耳と口だけ

結論からいうと、聞こえた音をそのまま口にする
それだけです

といっても実際やってみると難しいと感じる人もいるでしょう

カッコいい言い方をすると つまり”シャドーイング(shadowing)” ですが、
そうなるとまた高度な技のようにも聞こえますね
実際これは特殊能力が問われますので
初心者がやるには不向きです
挫折して終わりでしょう 
でもご安心を
今回の話はちょっと違って、
ただ単に真似をするという小技で十分な話
ズバリ「モノマネ」でいいのです
今風にいえば「Lip sync」(口パク)ですかね
でも声は出してください

■見習おう!昭和の偉大な歌手

江利チエミさんてご存じでしょうか?
かなり昭和な話ですが
彼女が歌う『Tennessee Waltz』を初めて聴いたとき、
私は感動してしまいました
(一応言っておきますが、リアルタイムで聴いたわけではないですよ~)
感動というか感心というか
すごく英語が自然な感じしませんか?



比較として、こちらが本家のパティ・ペイジの歌唱です


歌手として歌が上手いのは言うまでもないけど
よく言う「耳がよい」ということもあってか
「完コピ」に近いですよね
ワルツはウォルツだし
LとRの違いもバッチリです
江利さんは進駐軍での歌唱経験があるらしく「エリー」と呼ばれてたとか
時代ですね

この方以外にも
美空ひばりさんとか中尾ミエさんとか
戦後の歌手の歌と英語の”コピーの上手さ” に感嘆します

当時は英語といっても学校での「読み書き」学習より
耳で聞いて覚えて発するというのが自然だったのかと察します

つまり「使われている」「実用」英語をお手本に
それを真似してたんでしょうね
非常に実践的です

昨今の大人はヘタに「読み書き」できる能力があって
それが邪魔になってしまっている
ここでも「受験勉強」として刷り込まれた英語が
悪い方へ働いている・・・

残念ではありますが
まずはその大人の “邪魔な能力” は無いものとして、
とにかく耳と口を使うことを意識しましょう
悔やんでいても始まりません!

■発音練習は「真似」が基本

特に発音や流暢さを気にする人におすすめしたいのは
「歌の完コピ」という方法です

天下の江利チエミさんや美空ひばりさんになれずとも、
この際、歌唱力は関係ありませんw

方法は2通り:

① 今はネットで探せばたくさんの映像が出てくるので
なるべく歌い手の歌唱シーンがあるものを見つけてください
あと歌詞が分かるよう、字幕付きのものがベターです
Spotifyなどであれば歌詞もありますね
とにかく歌う時のために歌詞は用意しておきます

そして歌を聴きながら、
その人がどのような口の動きをしているかをチェック
しましょう
英語は日本語とは違って
口を大きく動かして発音した方が話しやすいし
相手にも伝わりやすいです

実際歌っている人の口はハッキリとした動きをしているのが見て取れるはず
Whitney Houston は発音もよく、
口の動きも分かりやすいのでおすすめします
自分で発音するときも、
大袈裟なくらい口を動かすといいです
体で覚えるという意味でも、そうすることで忘れにくくなります

選曲は好きなミュージシャンの音楽でよいですが、
まずは聴き取りやすいものからチャレンジするというのもポイント
聴くだけならラップでもOKかとは思うけど
Spep by step で段階を踏むのが王道でしょう
あるいはそれでも自分の好きなミュージシャンで攻めてみたいのであれば
時間を惜しまず
自分でいろいろやってみて自分なりのベストを探してみてください
それもまた楽しいものです

何よりこの方法のいいところは
下手でも一緒に歌っていると自分も歌が上手くなった気がして
非常に気分がいいのです♡
これも何気に重要なポイントといえるでしょう

② 別の方法としては
本当に自分の耳だけを頼りに
歌詞をカタカナで書き起こしてみるの
もアリです

私は中学生のとき、
音楽の授業で『第九』をドイツ語で歌わされたことがある
先生の提案だったけど
まさにカタカナで歌詞を覚えるというやり方です
先生曰く合唱だからこれくらい雑でも問題ない
実際これが十分 “それっぽく” 聞こえ
もちろん意味なんてまーったく分かりましぇん

♬フロイデーシェーネルゲッテルフンケントッテルアウスレーリージウーム~

みたいな感じ
今でも覚えてるし歌えます
まさに私たちは音だけ聞いて言葉(らしきもの)を発してたわけだけど
体で覚えたことは忘れにくいことの証明ではないでしょうか

■会話のためには感覚(センス)を使うこと

ちなみにこの「モノマネ」練習は
子どもから大人まで年齢には関係なく有効です
親子一緒に楽しくやるのもいいですね
英語も上手くなって歌も上手くなったら
子どもの将来にも夢が膨らみます!?
別のモチベーションが生まれるかもしれません
楽しいですね~

『We Are The World』で全員の真似するのも面白い
カラオケで歌い分けにも挑戦してみては?
友達と掛け合いなんかして
これも盛り上がり間違いなし!
シンディ・ローパーとかブルース・スプリングスティーンのパートは
誰がやるか取り合いになるかも(^_-)-☆

そもそも左脳(言語力)だけでは “会話” はできません
“会話” の練習には右脳(感覚)を使いましょう

奇しくも「会話はセンス」ともいうし(←これは “話術” の面でしょうが)
ただただ単語や表現を覚えるだけでは
まさに “お話にならない” ・・・上手いこと言ったつもり:P

頭で考えるより感覚を使うこと
まずは何事も複雑に考えず
シンプルにいきましょう!

BTW-
実は歌の活用は「モノマネ」するだけではもったいない
1曲まるまる覚えてしまう(暗唱する)ことで
“使える” 語彙を増やすこともできます

それはまた別の機会にお話ししますね


学習は楽しんでやったもん勝ち
いくつになっても「遊び心」ですよ!:))

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