エネルギッシュな映画監督 アレハンドロ・ホドロフスキー 

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今回は監督縛りで作品をご紹介

まさに「鬼才」という代名詞がピッタリなアレハンドロ・ホドロフスキーという、
南米チリ出身の映画監督をご存知でしょうか?

実はカルト映画好きの私も知ったのは最近ですが、
まるで「鬼才」を絵に描いたような人物w
この手の監督や作品は大抵UPLINKで見つけられます

そして最近また「DUNE -砂の惑星」という映画が公開されたということで、
取り上げてみようとなった次第です
ちなみに「DUNE」は、フランク・ハーバートのSF小説
これまでにも映像化されており今回は5度目だそうです

ホドロフスキー監督の「DUNE」は映画として完成することはありませんでした
その後しばらく経ってからドキュメンタリーが作られ
何があって、なぜ映画化を断念せざるを得なかったかを
本人含め関係者が語ってくれています

正直このドキュメンタリーを見てしまうと
その後のSF映画がショボく思えます
同名作品もしかり、その他のSF映画もです

ドキュメンタリーの中でも触れられていますが、
(今回の映画紹介などでも言われています)
みんな大好き「スターウォーズ」もパクリにしか見えない…

そもそも個人的にはSF作品はあまりピンとこないので
なぜそんなに「スターウォーズ」に多くの人が熱狂するのか意味が分からない…
というか本当にこの作品を理解して、「ファン」と言えるほどの人がいるのかも疑問だし
典型的なハリウッドのビジネスに踊らされている人たちにしか見えない
デジタルネイティブな平成や令和の子供や若者がこの1980年代の作品を見て、
そんなに「ファン」になるのかしら?
まあ親世代に影響されているだけかもしれませんがね

それはさておき、

実際「ホドロフスキーのDUNE」が完成していれば見たかったですね~
出演予定だったメンツを見ても話題性バツグン!
あのダリが出るの!?
それに映画のセット?のデザインにH・R・ギーガーというのが個人的にはワオ~!
中学生の時に彼の作品のポスター部屋に貼ってたもんでw

まあ実際完成していてとしても
高評価を得たかは分かりませんが…
(話題性だけで中身がない作品なんてザラにありますから)
でも少なくとも私はDVDとして持っていたい作品にはなったとは思います

わざわざDVDを買う理由は様々あるけれど、
基本、この監督の作品はどれも1回見ただけでは見逃しが多そうだし
たぶん所々が急に後で気になって
結果また見てたくなってしまうのですよ、この手は!

なぜなら私の感覚では彼の作品は
エンターテインメント作品というよりはアートワークなのです

大体がストーリー的にスムーズで分かりやすいという類ではない
作品の中に入り込んで、体験するという「没入型」の鑑賞方法が合う作品かな
はっきり言って真面目にストーリーだけ追っかけている暇はないですしね
前後のつじつまは後回しです
とにかく最初クチぽかーんで、何回か見ないと見落としてるところはいっぱいあるし
そんな感じだから、彼の作品を見るときは
それなりの覚悟?がいるというか…
尺2時間くらいはあるしクチ開けっぱは辛い

例えば本当に現実逃避したい時とか
日常生活に窮屈さや生きづらさを感じている人には
ありきたりの言葉だけど「勇気」をもらえる作品ではある

それは作品そのものからでもあるし、
ホドロフスキーという人の生き様からも
なにかパワーをもらえるのです

決して万人受けするタイプではないかもしれないけれど
知っていて損はない監督ではないでしょうか

ちなみにこのブログを書いている時点で(2021年10月)
ホドロフスキーはなんと92歳!
(1929年生まれって、世界恐慌の年ですね!w スゴっ)
エネルギーの塊じいちゃん
カッコいいです!!
こんな映画監督が、これからも出てきてほしいです

最後に-
彼の作品についてのブログも書こうかと思いましたが、
百聞は一見に如かず、予告編見て!
現実逃避をしたい人、
没入の入り口はこちらですw

1.「リアリティのダンス」

これを見てから「エンドレス・ポエトリー」をみるべし!
(ある意味)ショッキングなシーンもいっぱい、登場人物も一筋縄ではいかないキャラばかりw 
これが彼の子供時代とは… 絶句

2.「エンドレス・ポエトリー」

人間賛歌とも言うべきか!?演出も自由奔放!w 制作スタッフも大変そう
でも、ちょい役でもいいから参加してみたいかも:))
なんでもあり感がパワーをくれます!

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