今回紹介したい映画は「馬々と人間たち/ OF HORSES AND MEN」という、アイスランドの映画です
タイトルまんまですね~
実際、馬と人間の群像劇といった作品です
この映画、そもそも個人的にアイスランドの作品が珍しいと思ったのと、
自然がいっぱいで行ってみたい国でもあったし、
おまけに「馬」がタイトルに入っているなんて見ないわけにはいかないでしょう今の私は!(←競馬好き)
ということでUPLINK Cloudでさっそくレンタル
あらすじはネタバレにもなってしまうからあまり言いたくないので
ここでは割愛しますが、
とはいえこのご時世、ネット検索すればすぐ情報出てきますね…(リンクもつけちゃいましたし)
ありがたいけど困ったものです
検索した方、ご注意ください、
正直この映画の公式サイトやDVDのジャケットの画像は選択ミスですよ
あのショットはちょっと…
誰が選んだんですかね??
もしアイスランド人が選んだのであれば…mmm…センスの違いを感じます
日本側で選んだのなら…ただただ残念です
とにかくこの作品は、こころを空っぽにして、目に入る光景や展開を無の境地で見るべし!
これ何?!と思う場面は多数あります(←ほぼ全編です)が、
とにかくいちいちこだわらず、黙って一度見てみてください!
見たまんまを受け入れてみてください!
文化の違い、奇妙な人間の行動の数々、
いろんな意味が分からんことが次々展開していきます
正直、ハリウッド映画の分かりやすい娯楽性を求めて見る作品ではないので
この手の映画に慣れていない人にはキツイかもしれません
でもそれを見届ける努力をしてほしいです
一度で分からなかったところは何度も見てみてください
なぜならそれが「多様性」を受け入れるコツですから
昨今、この「多様性」って話題になりますよね
島国育ちの日本人にはピンとこない人もいて、そんな感覚に慣れない人たちは困惑している人も多いことでしょう
特に古い昭和人間はお気の毒なくらい、
この令和にようやく認知されるようになった感覚に追いつけていない
しかし、かく言うこのワタクシも立派な昭和な人間ですが、
いろんな国の映画をみてきて、いろんな人がこの地球上にいることを知っているので
おかげ様でそのような悩みがない
そんな人もいるよね~で終わりです
ほら、この作品見てください(笑)
免疫ついてますv
私がこの映画を見てほしい理由ー
人間生まれた国や育った環境でひとりとして同じ人間はいません
人と違うことが普通、
理解できないからといって存在を否定しない、
相手の「まんま」を認識するだけ
あえて尊重しあうとか別にしなくてもいい(←これをしようとするからしんどい人もいるはず)
そんな優等生にならなくても世の中平和に暮らせます!
違いを知ったうえで見過ごす能力も必要です
何でもかんでも感情移入するとか共感するとか無理ならやめましょう
おおらかな心で多様性を楽しめれば
生きててラクだし何も困ることはないですよ
BTWー
馬って人間のセラピーにも使われるんですよね
アメリカでは退役軍人の心を癒すのにも一役かっているとか
日本でも「ホースセラピー」ってありますし(”ホース”セラピーといいつつ人間のほうが癒されてるんですけど)
*ちなみにこれは日本人お得意の和製英語で、英語的には”hippotherapy”とか”equine-assisted therapy”(乗馬療法)などというようです
“hippo”って「カバ」”hippopotamus”の略だけだと思ってたら
接頭辞でhorseの意味にもなるんですね
“equine”も「馬の」という意味です
今日勉強しました(笑)
私は特に動物好きということではないのですが、そんな人間でも競馬をみるようになってから馬自体に興味を持ち始めました
もちろん最初は馬券を当てるためにいろんなYouTubeチャンネルをみまくってただけなんですけど、
このコはいつも一所懸命走ってくれるとか、このコは普段は大人しくて人懐っこいとか、自分でやることが分かってる賢いコだとか、このコはずる賢いとかetc. 厩舎の人やジョッキー、競馬ファンたちは馬たちの個性について語ってもくれるわけです
それで、へえーこの馬はそんなんやーとかそんな目で競馬を見続けていると…
なんとなく自然にですが可愛く思えてくるもんですね
結果、馬が出てくるインスタをフォローしたり、競馬予想とは関係ない馬が出てくるYouTubeチャンネル見るようになったり、さらには見てるだけでは飽き足らなくなり馬で外乗(がいじょう)がしたくなって乗馬レッスン受けに行ったりしております…
そして実際触れ合ってみると、癒し効果があるのは分かりますね
kawaiiです♡
みなさんも乗ってみてください!乗れば、触れ合えば分かります!!
私は犬派でも猫派でもありませんが
多分、犬好きの方は馬も好きになりやすいのではないかと思います
大型犬っぽいかな(めちゃ大型だけど)
と、話が別方向に膨らんでしまいそうなので本日はこれまで~
この作品、気になったら気軽にチャレンジしてみてはいかがでしょうか
ちょっとギョッとするシーンもありますが、
それを含めても私は大好きな作品です
結果お気に召さなくても全くOK
自分の目で、感性で見てもらえればいいかと思います
ではまた次の作品にて…